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クライミング安楽宙斗(あんらくそらと)プロフィール!成績・経歴を総まとめ

パリオリンピックのスポーツクライミング日本代表の出場枠を獲得した安楽宙斗(あんらくそらと)選手。

2023年11月に行われたパリ五輪アジア予選(ジャカルタ)でボルダーとリードによる複合男子で優勝を果たし、初めてのオリンピック出場の切符をつかみ取りました。

2023年9月のW杯でもボルダーとリードの2種目で総合優勝に輝いており、パリでの金メダル獲得が期待されています。

本記事では、クライミング安楽宙斗(あんらくそらと)選手のプロフィールを紹介します。

成績・経歴についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

安楽宙斗(あんらくそらと)選手のプロフィール

名前:安楽 宙斗(あんらく そらと)

生年月日:2006年11月14日(17歳)

出身:千葉県八千代市

身長:168㎝

体重:55kg

趣味:クライミングの動画を見ること

所属:千葉県立八千代高等学校

身長と同等が標準とされるリーチは181㎝を誇ります。

そんな身長よりもはるかに長い腕のリーチを生かした軽やかな登りが持ち味となっています。

宙斗(そらと)という名前の由来

父の宇宙好きから、宇宙のように広い心を持ってほしいということで『宙(そら)』。

『と』を付けたくて、北斗から『斗』を取ったそうです。

安楽宙斗(あんらくそらと)選手の学歴

出身中学校:八千代市立大和田中学校

千葉県八千代市にある公立中学校です。

高校:千葉県立八千代高等学校

千葉県八千代市にある公立の高等学校です。

スポーツに力を入れている高校とのことで、先生もすごく応援してくれているそうです。

得意科目は数学で、苦手科目は社会と国語だそう。

 

安楽宙斗(あんらくそらと)選手の経歴

2014年(小学校2年生) スポーツクライミングを始める

父・武志さんと自宅近くのジム「グリーンアローボルダリングパーク八千代店」に行ったことがきっかけで競技を始めました。

夏休みは毎日通うほどハマったそうです。

中学2年生頃までは、登ることが楽しくひたすらに登っていたようです。

2018年(小学校6年生) 「第1回ボルダリング小学生競技大会」優勝

2022年(高校1年生) 「第5回コンバインドジャパンカップ」で初優勝

ボルダリングとリードの2種目で競う複合で初優勝を果たしました。

2023年(高校2年生) ワールドカップ初参戦

史上初めて同一シーズンでボルダーとリードの両種目で年間総合優勝という快挙を果たしました。

 

安楽宙斗(あんらくそらと)選手の成績

安楽宙斗(あんらくそらと)選手の主な成績 について紹介します。

国内大会の成績

開催年 大会名 種目 順位
2018年 日本ユース選手権リード競技大会 2018 リード 7位
ボルダリングユース日本選手権鳥取大会2018 ボルダー 2位
第21回JOCジュニアオリンピックカップ大会 リード 1位
2019年 第14回ボルダリングジャパンカップ ボルダー 67位
第32回リードジャパンカップ リード 60位
第7回リードユース日本選手権印西大会 リード 2位
ボルダリングユース日本選手権鳥取大会2019 ボルダー 2位
第22回JOCジュニアオリンピックカップ大会 リード 2位
2020年 第8回リードユース日本選手権南砺大会 リード 1位
第6回ボルダリングユース日本選手権葛飾大会 ボルダー 1位
2021年 第9回リードユース日本選手権南砺大会 リード 1位
第7回ボルダリングユース日本選手権倉吉大会 ボルダー 3位
2022年 第17回ボルダリングジャパンカップ ボルダー 33位
第35回リードジャパンカップ リード 9位
第10回リードユース日本選手権南砺大会 リード 1位
第8回ボルダリングユース日本選手権倉吉大会 ボルダー 1位
第5回コンバインドジャパンカップ 複合 1位
2023年 ボルダージャパンカップ 2023 ボルダー 7位
リードジャパンカップ 2023 リード 7位
ボルダー&リードジャパンカップ2023 複合 1位

国際大会の成績

開催年 大会名 種目 順位
2021年 IFSC 世界ユース選手権 ヴォロネジ 2021 ボルダー 2位
IFSC 世界ユース選手権 ヴォロネジ 2021 リード 1位
2022年 IFSC 世界ユース選手権 ダラス 2022 ボルダー 3位
IFSC 世界ユース選手権 ダラス 2022 リード 1位
2023年 IFSC クライミング・ワールドカップ(B)八王子 2023 ボルダー 5位
IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)ソウル 2023 ボルダー 29位
IFSC クライミング・ワールドカップ(B,S)ソルトレイクシティ 2023 ボルダー 2位
IFSC クライミング・ワールドカップ(B)プラハ 2023 ボルダー 7位
IFSC クライミング・ワールドカップ(L,B)インスブルック 2023 ボルダー 1位
IFSC クライミング・ワールドカップ(L,B)インスブルック 2023 リード 4位
IFSC クライミング・ワールドカップ(L,S)ヴィラール 2023 リード 6位
IFSC クライミング・ワールドカップ(L,S)シャモニー 2023 リード 3位
IFSC クライミング・ワールドカップ(L)ブリアンソン 2023 リード 1位
IFSC クライミング 世界選手権 ベルン 2023 リード 2位
IFSC クライミング 世界選手権 ベルン 2023 ボルダー 4位
IFSC クライミング 世界選手権 ベルン 2023 複合 4位
IFSC クライミング・ワールドカップ(L)コペル 2023 リード 1位
IFSC クライミング・ワールドカップ (L,S) 呉江 2023 リード 1位

 

スポーツクライミングの種目について

リードクライミングとは

高さ12m以上の壁で、最長60手程度のコースをどこまで登ることが出来るかを競う種目です。

競技の制限時間は1本のルートにつき6分間となります。

ボルダリングとは

高さ5メートル以下程度の壁で、最大12手程度の複数のボルダーを対象にいくつ登ることができたかを競う種目です。

競技の制限時間は、予選と準決勝が5分間、決勝が4分間となります。

スピードとは

高さ10mもしくは15mの壁で、予めホールドの配置が周知されているコースをどれだけ早く登るかを競う種目です。

複合とは

リード、ボルダリング、スピードの3種目を、1人の選手が全てこなす競技です。

クライミングに必要な全ての要素を必要とされる種目となっています。

 

まとめ

本記事では、クライミング安楽宙斗(あんらくそらと)選手のプロフィールを紹介しました。

安楽宙斗(あんらくそらと)選手は、千葉県出身の17歳で地元の県立高校に通う2年生です。

小学2年生の時にクライミングを始め、地元の施設でトレーニングを積み、着実に力をつけていきました。

「五輪までにもっと強くなりたい」「五輪では金メダルを獲りたい」と力強く宣言しています。

若きクライマーのオリンピックでの活躍がとても楽しみですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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